電話したら予約なしでいいとのことなので、行ってみると…受付がない。そういえば電話は先生ご本人がされてる感じだったなぁ、なんて思いながら待合室に入る。
古いながらもめちゃくちゃ大きなアパートを医院にしていると言う感じ。既に3人いらっしゃり、病院にしては瀟洒な椅子に座る。
ここは街の中心地で、そういえばこの近くの知り合いのアパート(外観が同じスタイルなので、同じ時期に建設されたと思われる)を訪問したときも、天井が高くてなかなか高級感あふれるしつらえだったわ、と思いながら。やっぱりこの辺りはちょっと良いカルチエなのかしら…しかし中心地ならではの喧騒もあるわけで。
医療機関なのだからという先入観?を持って訪れたものの、この待合室の内装に、やや意表を突かれてしまった。
結局、診察までに1時間半待ったけれど、苦じゃなかったなぁ。お腹すいたけど。
この木鴨と木ライオン?木馬みたいな乗り物は、待合室の窓の側にありました。
診察室はもちろん写真なんて撮ってませんが、なんと帝政スタイル!もちろん医療器具はそこかしこにあるけれど、調度品も壁も…!ナポレオン時代の陶製の兵隊、入口扉上には金ピカの鷲の飾りが。
これってナポレオンスタイルですよね!って聞いてみたら、「昔のスノッブって感じでしょ」と自嘲気味な先生。
入るときには気づいてなかったけれど、玄関扉の近くの壁には、ガラスに収まったタピスリー?旗?がありました。
先生の趣味全開の医院なのかな。とにかく眼福。
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