フランスのコンセルヴァトワール(CRR)で学んでいる私がこれから吹きたいクラリネットソロ曲、5選。

日本で約5年間、吹奏楽を中心にクラリネットを吹き、フランスで4年間クラリネットを学んだ私がこれから吹きたいと思っている曲を5曲、ご紹介します!

フランシス・プーランク『クラリネットソナタ』/ Francis Poulenc, Sonate pour clarinette et piano(1963)

まずはプーランクのクラリネットソナタを挙げておきましょう。

クラリネットを吹いているのに、フランスなのに、この曲をまだやっていないとは「もぐり?」と言われるくらい、クラリネットを学ぶ人にとっては必須の曲だと思います。

ですが、なぜかこれまで吹く機会がなかったのです。

いえ、実は日本で一時期習っていた先生にも勧められて少し取り組みましたし(当時の私にはかなり難易度高かったです)、CRRに入ってからも、初期の頃にやはり先生から提案されて少しだけ練習し始めたのです。

が、マスタークラスやら、プロジェクトやらが入り、最終的に別の曲を吹くことになり、本格的に手をつけないままになってしまっています。

ここはひとつ直近の目標として、今の曲が終わったらこちらから提案してレッスン受けておきたいなと思っています。

3~4年前に勧められたということは、もしかしたらそこまで大変な曲じゃないのかな?

日本でもフランスでも、この曲を渡される度にけっこう怖気づいていたけど、案外そんなに難しくないのかも…?

という希望的観測をもちつつ、録音を聴くと、そんなわけないよなぁ…と思っています。

アーロン・コープランド『クラリネット協奏曲』 / Aaron Copland, Clarinet Concerto (1947–48)

次にコープランドの協奏曲を。

コープランドで知っている曲は『エル・サロン・メヒコ』。吹奏楽版を聴いたことがあります。

ちなみに私の先生は『アパラチアの春』を吹いたことがあるそうです。この曲は動画で視聴しました。

で、この協奏曲。聞いてみると、あぁやはりこれはコープランドの音楽だ、ということがすぐにわかります(詳しく説明せよと言われてもできませんが)。

冒頭はとにかくゆったり美しいメロディーで始まり、ほんの少し早くなったり、また元の速度に戻ったりしながら進行します。

その後、伴奏は途切れ、途方に暮れるほど長いカデンツァ!それが終わると、前半部分終了といったところ。

後半は少々冗長な気がします。

なんだか目的が見えないような、ひたすら超高音域でスタッカートを刻んだり。オケと合わせるのは楽しそうだけれど、ピアノだとどうかしら。

というか、一曲がとにかく長い。

前半と後半の間にピアノで間奏が入りますが、一続きで17分です。

カール・マリア・フォン・ウェーバー『グランデュオ・コンツェルタント』/ Carl Maria von Weber, Grand Duo Concertant (1815-1816)

3つ目はウェーバーのグランデュオコンチェルタントを挙げておきます。

ウェーバーはモーツァルトの妻、コンスタンツェの従兄弟です。

ということを知っていたので、てっきりウェーバーは古典派の作曲家だと思っていました。

音楽も、ところどころ古典派ぽさを感じます。

ですが彼はロマン派の作曲家。

ウェーバー1786年、コンスタンツェ1762年、モーツァルト1756年生まれと、年齢は結構離れているので、音楽の時代区分が変わっていたということ。

というか、ちょうど古典派とロマン派の境目にあたる作曲家ということなのでしょうね。

こちらはグランデュオと名付けられたというだけあって、クラリネットソロにピアノ伴奏がついているというより、2人で息を合わせて演奏していく、室内楽のような曲です。

一楽章、常に前へ進んでいく印象。ニ楽章はひたすら歌い上げ、三楽章はかなり速いテンポ。

ダリウス・ミヨー『スカラムーシュ』/ Darius Milhaud, Scaramouche (1937)

これは…!

一楽章、相当テクニックが必要ですね。

ピアノと合わせたら不協和音にしか聴こえません。

三楽章は伸びやかブラジル風。

三楽章冒頭は、ラジオ局france musiqueの番組の一つ?かな?それとも番宣か、ジングルで流れていて、よく耳にします。

ダリウス・ミヨーが友人の外交官ポール・クローデルのブラジル赴任に付いていき(1917-1918年)、そこでブラジル音楽に影響を受けました。

スカラムーシュはその後ずいぶん経ってから、1937年に作曲されました。

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト『クラリネット協奏曲』 / Wolfgang Amadeus Mozart, Klarinettenkonzert (1791)

最後にモーツァルトのクラリネット協奏曲を。

有名すぎるので説明は省略します。

楽譜は既に購入済です!

ただし、La管(A管)を持っていません…残念ながら。

というわけで、まずはLa管を入手することが先決です。

Sib管用の楽譜もありますが、やはり響きが違うのだそうです。

本来はバセットクラリネット用の曲ですからね。

私の一番の目標としている曲なので、いずれ必ず!

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